私が惹かれる生き辛い音楽家たち(2)
こんばんは🌃
今宵は、私が惹かれる、生き辛さを抱えたアーティストたちの特集、第2弾をお送り致します♪
まず、エディ・ヴェダー(パール・ジャム)から。
エディ・ヴェダーは、前の生き辛い音楽家たち特集で挙げたカート・コバーンと双璧を成すほどの生き辛さを抱えた人です。
👆上の曲、「アライヴ」では、なんと彼は実の母親との近親相姦の事実について触れており、その苦悩ゆえ、
「生きてていいのかな?
それが俺の問いならば、
もし、そうだとしたら、
誰が答えてくれるんだ!?」
と、痛烈に嘆きかけてきます。
そして、エディは、アメリカの社会問題にも敏感にタッチして、
👆この曲では「児童虐待」
👆この曲では「銃社会問題(学校児童による銃身自殺)」をテーマにしています。
彼らパール・ジャムはアメリカの生き辛さをも歌っているのです。
次は、レディオヘッドのフロントマン、トム・ヨークです。
このトム・ヨークも生き辛さでは、カート・コバーンやエディ・ヴェダーに引けを取りません。
良く今まで死なずに生きていてくれたなぁ、と感心してしまいますね。
👆上の曲、「ノー・サプライゼズ」では、トムは自殺反対を唱えていますが、その唱え方が生き辛さを抱えた人ならではのものなのですね。
「どうせ自ら命を絶てたとしても、その後のあの世には安楽など待ってくれてはいないのだよ。」
と、いかにもトムらしい、暗鬱なイメージを引き摺るような言い回しなのです。
👆次の曲は、「デックス・ダーク」です。
この曲では、トムは、人知を超えた存在の人間による破壊を嘆いています。
(※解説参照
👆「デックス・ダーク」を解説したリンクを引用として貼っておきます。)
トムが、個人としての生き辛さというより、「自分が属する社会での生きていきにくさ」を説いている点は、エディ・ヴェダーと通じるところがありますね。
👆次の曲は、「プレゼント・テンス」。
トムは2016年に、前妻を癌のため亡くしていますが、その苦痛をなんとかにでも乗り越えようという複雑な想いをこの曲に乗せて歌っていると解釈できます。
(※解説参照
👆「プレゼント・テンス」を解説したリンクを引用として貼っておきます。)
トムは、この曲で、前向きにはなり切れない、しかしまさしく生き辛さを抱えながらも生き永らえていくしかない心情を独白しているかのようです。
以上でした。
次のブログ記事では、私がレディオヘッドの中で1、2を争うほど好きな曲、「ボディ・スナッチャーズ」と哲学者ハイデガーの関係について語ってみたいと思います。
よろしくお願い致します♪
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終わり
感謝🙏
藤巻夢衣™️より🫡✨🌟
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